視線恐怖症などメンタル面への影響が大きい円形脱毛症
円形脱毛症は、命を左右するほどの症状ではないため、通称10円ハゲと揶揄的に語られ、軽侮の視線を向けられたりする。しかし、その機構は、体の防御機能であるTリンパ球が毛根部分の自己抗原タンパク質に誤って攻撃する自己免疫反応による自己免疫疾患であることがわかっている。生体のデイープな免疫機構に絡むとは、意外だが、またそれは爪に横縞や小さな窪みを発生させたりもする。生体の機微がここにも窺われる。しかし、本人にとって深刻なのは、そのメンタル面への影響だ。人の視線の先に、常に自分の10円ハゲがぶら下がっているように思えてしまう視線恐怖症などから、引きこもりになる人も少なくないようだ。単なる円形脱毛症が、社会生活への適応にも影響するにいたっては、残酷な響きをもつ10円ハゲという言葉を控える配慮と心遣いが必要だろう。
円形脱毛症は、昔よく「10円ハゲ」と呼ばれていた状態の事で、ある日突然円形の脱毛した部分が頭皮に現れることをいいます。ただ、頭皮だけでなく、まゆ毛やまつ毛などをはじめとした、全身の毛も抜ける方がいるそうです。誰でもなる可能性があります。男性の薄毛などとは違って急に一部分の毛髪が抜けてしまう症状です。円形脱毛症の原因は様々ですが、ストレスも大きく関わっているようです。